About asbestos

アスベスト(石綿)について

アスベスト(石綿)とは

アスベストとは、天然に採取される鉱物の一種であり、石でありながら軽い綿状の性質を持つことから、石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれる物質です。

熱に強く、摩擦に強く切れにくい、酸やアルカリにも強いなど、丈夫で変化しにくいという特性を持っていることから、耐火、断熱、防音等の目的で使用されてきました。

アスベストの繊維は非常に細かいため製造や建設の工程で飛散しやすく、人が吸引してしまうおそれがあります。

アスベストを吸引すると、石綿肺や肺がん等の健康被害が生じることがあり、これらの健康被害は、長い潜伏期間を経て発症することが多いので、注意が必要です。

2022年アスベスト法改正

現在ではアスベストを含む製品の製造、使用、輸入などは禁止されており、現在の建築で使用されることはありません。

しかし、2006年以前に作られた建物にはアスベストを含む建材が使われている可能性があるため、リフォーム工事や解体工事をする前に、アスベストの事前調査が必要になりました。

そして2022年4月1日の法改正で、一定規模以上の工事を行う場合には、石綿含有建材の有無にかかわらず、事前調査結果の報告が義務化されました。

報告義務がある工事は以下の通りです。

・床面積合計80平米以上の解体工事

・請負代金合計100万円以上(材料費及び消費税を含む)の建築物の改造・補修作業

・請負代金合計100万円以上(材料費及び消費税を含む)の環境大臣が定める工作物の解体・改修等工事

参考:石綿事前調査結果報告システムについて(厚生労働省)

『堀井建築』であれば、調査から施工までワンストップでスムーズな対応をお約束いたします。

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